岡山の歯科材料卸売株式会社リンケージ藤波　ひとリンケージのページ

株式会社リンケージ藤波

	医療法人おがた歯科クリニック
	理事長
	緒方　憲一郎

通称熱血デンティスト　
目標　ホスピタリティ日本一の歯科医院
昭和62年　岡山大学歯学部卒業
平成3年　　岡山大学大学院歯学研究科終了（歯学博士）
平成3年　　岡山大学歯学部附属病院助手（口腔外科）
平成9年　　おがた歯科クリニック開業

日本口腔インプラント学会会員
Osseointegration Study Club of　Japan会員
International society of osseointegration会員
International association for orthodontics会員
ICCMO japan　会員
KKC(Kyusyu kinesio club) 会員
岡山歯学会評議員

「熱い想いを言葉で表現しよう」

リンケージファンの皆さま、こんにちは。オガケンです。
私は４０代も半ばにさしかかって、今、とても「言葉」にこだわっています。

ずっと、自分の「想い」を伝えるためにはどうしたらいいだろう、と思い悩んできました。というのも、私はもともとコミュニケーションが上手なほうではないからです。心の中にある、「熱い」想いをうまく伝えられない不器用なところがあるのです。しかも、このナイーブな性格（笑）。周囲の人には、ずいぶん迷惑をかけてしまっているなあ、と反省しています。

そのために、最近では「想い」を伝えるべく、言葉を大事に表現するように気をつけながら、様々なフレーズをどんどん作っていますので、その一例を紹介します。

例えば、私のミッションは「他人（ひと）のために仕事をする」というものです。さらに、おがクリのミッションを「出会った人々を人間として認め、尊重し、心からその人の幸せのために努力できる集団でありたい」ということに決めました。

キーワードは「あなたがうれしいと、わたしもうれしい」「何のために？あなたのために。あなたを大事に思うから」です。

キャッチフレーズは「Friendly & Professional（気さくな応対とプロの技術）」です。「最高の技術、最高のおもてなし」とも表現しています。

これらのように、いろいろな言葉によって、自分の心の中にある熱い気持ちを表現するように心がけています。

たかが言葉、されど言葉です。言葉の大事さを叫び続けて行きたいと思っています。

そうして、これからも藤波社長に負けないように、熱い男であり続けようと思っています。

昨年の２月、東京で、あの有名な天井久代先生主催の「ジョイフルクラブ」に呼ばれて講演をさせていただく機会がありました。

実はおがクリは２年半くらい前に、医院の大改革を断行しました。その中での、チームづくりの紆余曲折を、苦労話を中心にストーリーにしてお話をさせてもらいました。

医院改革と言っても、最初は自分が今までの行動言動を反省し、自ら変わる、という大変なものでした。それがうまくいったならば、徐々にメンバーにも変わっていってもらうという筋書きになっていました。

しかしながら、改革は一筋縄ではいきませんでした。私の長年の習慣は簡単には取り除く事が出来ませんでした。チームメンバーからの思わぬ反発によって、何度も挫折しそうになったことがありましたし、人知れず涙を流した事もありました。おまけに人間不信になりそうになったり、人と話をするのも怖い、という状態（隠してましたが）にもなりました。

でも、いろいろな方法で自分の想いを伝えることによって、少しずつ氷は解け始めていきました。そして、今のようなチームワークの良い、おがクリメンバーになったという訳です。

苦労話を話すのは、かなり恥ずかしく自虐的でもありましたが、本当の気持ちを聴衆に伝えるには、生々しい経験をお話しするのが良いと思い、ありのままに伝えることにしました。

講演が終わって、ホッとしながら前を向いたら、号泣しながらこちらに向かってくる天井先生が見えました。「先生も感動してくれたんだな」と嬉しく思っていると、何とその隣には、わが娘が立っているではありませんか。しかも涙を流しながら・・。

天井先生が泣きながらおっしゃいました。

「あなた（私の娘のこと）が一番好きなのは誰ですか？」

娘が言いました。

「お父さんです」

それを聴いた瞬間、私の涙腺も完全に緩んでしまいました。前が全く見えなくなってしまいました。でも不思議と恥ずかしいという気持ちはありませんでした。

何となく会場が不思議な一体感に包まれているような感じがしました。

これが私の感動ストーリーです。

注）オガケン＝緒方憲一郎
　　おがクリ＝おがた歯科クリニック

来月はきむら歯科医院
木村秀仁先生にリンケージします。