• リンケージDHアカデミー 2013年度生募集受付中!
  • 歯科医院訪問セミナー
  • セミナー会員募集中
  • 開催済みセミナー
リンケージ藤波

お問い合わせ


さながわ歯科クリニック
院長
佐名川 徹

H9年  岡山大学歯学部卒

H9~H15年  兵庫県姫路市中川歯科医院勤務

H14~H16年 下間矯正会(明石コース)スタッフ

H15年4月  岡山市倉田にて、さながわ歯科クリニック開院
H15年~   下間矯正会(岡山レギュラー・アドバンスコース)講師




「健康生活への自己改革」

岡山市倉田で開業して早5年が過ぎました。この5年間は、運動らしい運動は何一つせず、お腹は少しずつ成長して、気が付けばメタボの仲間入り。そんなお腹と別れを告げようと一大決心をしてジムに通い始めたにもかかわらず、長続きせずに痩せることを半ば諦めておりました。

そんなある時、健康になるには有酸素運動と食事内容が大切という話を聞きました。運動は何度も挫折をした経緯があったので、せめて食事だけでもと思い、朝はフルーツだけ、昼夜は野菜中心の食生活に、そして一日を通して水をたくさん飲むように食生活を変えてみました。すると、お腹周りもスッキリし始め、ズボンのウェストも数cmダウンし、ブカブカで買い直さなければならないほどになりました。ピーク時と比べると体重は12kg落ち、患者さんの中には「先生大丈夫ですか?元気になってくださいね」と心配してくれ、お弁当を持ってきてくださった方もいらっしゃるほどです(苦笑)。それだけ周りの反応があると、健康管理も面白くなり、徒歩で通勤してみたり、休みの日はジョギングをしてみたり、と少しずつではありますが、運動を始めるようにもなりました。

自分のことだけでなく、家族や医院のスタッフの生活を支え続けるために、これからも健康に留意して運動していこうと思う今日この頃です。


心を開く!

「ひとはなかなか思い通りにはならない」院長になってからというもの、そう思うことが度々あり、いろいろと悩んだ時期がありました。人は、心のコップが下向きのとき、こちらがいくら注ぎ込もうとしても何も入っていきません。コップが下向きであることに気付かず、ただひたすら注ぎ方に問題があると考えて、何とかして注ぎ込もうと努力を繰り返すのですが、頑張れば頑張るほど跳ね返しもきつくなり、たくさん苦労をしてきました。ところが、「心を開く」ことに注目し始めてからというもの状況が変わり、心のコップが上向きになった途端、事態が好転するという貴重な経験を今年に入ってから2度も経験しました。

まず1つ。今年は、年始から立て続けに3人のスタッフが辞め、新人3人を補充しました。女性スタッフの半数が入れ替わりましたので、この1年間のテーマはチームワーク強化としていました。この1年を振り返ると、ただ一生懸命に、考え付くことをどんどんやってみた、という感じでしたが、気が付けばチーフを軸としたしっかりとしたチームが出来上がり、スタッフ一人ひとりが前向きに頑張ってくれるようになっていました。まさに「雨降って地固まる」という言葉がピッタリと当てはまる事例ですが、医院のピンチをチーフや副院長も自覚し、私の意見や提案にも賛同・協力してくれ、みんなで医院を盛り上げてくれた結果だと思います。今では、スタッフをかけがえのないパートナーと思えるようになり、日々頑張ってくれているスタッフに感謝をしております。

そして2つ目。上記のように、仕事は順調に進んでおりましたが、一難去ってまた一難と申しましょうか、仕事に熱中すると子供と触れ合う時間が少なくなり、育児への参加が出来ないために妻のストレスは最高潮!結果として、家庭の調和が乱れる傾向がありました。そして、彼女のストレスを軽減するために、なるべく話(一日の出来事等)を聞くようにしたり、少しは家事を手伝ったりと、私なりのささやかな努力をしておりました。彼女の精神的負担を軽くしようと、いろいろな提案をしたりもしました。しかし、心のコップが下を向いていたのでしょう。その提案はことごとく却下され、仕事にブレーキを掛けることでしか、改善が出来ない状態でした。ところが、私がとても影響を受けた自己啓発セミナーを、ちょっとしたきっかけで妻も受け、彼女の考え方が大きく変わりました。心のコップが上を向いたのです。その後、彼女とは物事の考え方、価値観を共有できるようになり、仕事にブレーキを掛けるような話し合いではなく、回り道をしても前に進むことを一緒に考えることが出来るようになりました。

心のコップを上向きにすることは、そう簡単でない場合も多くあります。相手の心を開くために私がした事と言えば、まず自分が心を開くこと、褒める、ねぎらう、感謝の言葉を口に出す、などですが、それだけでも状況が次第に良くなっていきました。上手く行かなかった原因を努力不足と決め付けて同じ方法でひたすら頑張るより、アプローチを改善して別の角度からアタックした方が簡単に良い結果につながることもあると実感しております。

歯科医師として、院長として、夫や父親として、どれをとってもまだまだ未熟ですが、少しでも多くの引き出しを持てるよう、もっと自分自身を成長させていきたいと思います。



来月はハッピー歯科クリニック
院長 藤波正裕先生にリンケージします。





TOPへ

© 株式会社 リンケージ藤波

powered by netcreates