株式会社リンケージ藤波
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(株)タッグ・リスクコンサルタント
代表取締役
田鎖 規之
昭和35年生まれ 兵庫県出身
平成7年阪神大震災の被災者となる。これを機に4月(株)タッグ・リスクコンサルタント設立
医科、歯科開業医の先生方に対して、生命保険、損害保険を中心に保険、年金の有効活用をコンサルティングする業務を開始。
現在、兵庫県、大阪府、岡山県、愛媛県を中心に約500軒の先生方とお付き合いさせて頂いています。
原点回帰
思い起こせば、当社の創業期に「リンケージ藤波様」でセミナーの講師を勤めさせていただき、それが縁で多くの先生方とのお付き合いが始まりました。今では、この「人リンケージ」に登場されている先生方を含め、岡山で約100軒、全社で500軒を越える先生方とお付き合いさせて頂くまでに成りました。まさしく、藤波社長がおしゃっている、人の輪、繫がりで、ここまで来れたのだと思います。改めて皆様に感謝いたします。ありがとうございます。
この10年余りの期間で歯科業界も含め、大きく世の中が変化してまいりました。当社もそれに併せ、大きく変化しました。この原稿を書く機会を頂き、他の方々の原稿を拝見し改めて、原点回帰の必要性に気づかされました。あえて今、原点に立ち返り経営理念であります、「保険の有効活用のアドバイスを通して社会貢献を行なう」事を岡山の地から再度始めたいと思います。
また、このご縁に感謝します。ありがとうございます。
激動の始まり
歯科業界の今後の激動については、皆様ご承知の通りでしょうから私は、保険業界を中心にした金融界で始まっています大きな変化についてご紹介します。
金融業界の大きな変革の始まりは、今年の「平成19年10月1日の郵政民営化」と「12月1日の銀行の窓口販売の商品自由化」で本格的のスタートします。
何が変わるかと言いますと、まず第一に、保険販売チャネルが変わります。
今まで生損保の各保険会社は、独自の販売代理店網か、直販社員により保険を販売していました。それが大きく縮小します。
例えば代理店網にて生命保険を販売しているA社は、年間約1000億円の新規契約保険料を集めます。そのために、代理店担当の社員を配置し、キャンペーンを行い、代理店に対して至れり尽くせりのサービスを行ないます。
ところが、昨年の一部自由化後は、その同じ保険会社が、1つの地方銀行(第一地銀)に5名の担当者を配置し行員教育を行い、行員が預金者から契約を頂く。なんと1日に付き20億円の保険料が集まりました。年間では、1行で約4000億円の新規契約保険料が集まります。そこに、今年の12月1日からは、商品の完全自由化が始まります。そして、そのA保険会社は、全国で80行を超える銀行と保険募集業務をはじめました。
銀行は、保険募集業務による手数料収入は、この例で言いますと元本保証付きの、変額年金保険の販売だけで、年間100億円を越える収入となります。この商品は、元本保証を行い、6年後に元本が110%以上になる商品です(金利変動リスクあり)。即ち、定期預金をこの保険に移し変えるだけで、預金者は、利息を10%獲得し、銀行は100億の手数料収入を得ます。
郵政公社も同様に、郵貯、簡保の契約資金を、生命保険、投資信託商品へ移動させる営業を始めると共に、窓口業務で、自動車保険等の損害保険の販売を順次本格的に始めます。
第2の変化は、上で述べた変化の影響で、預金資金(1400兆円)が、保険商品、投資信託商品を通じて株式市場へ一斉に資金が移動する事です。(株、投信を仕込むにはチャンスです。)これにより、日本は金融立国となり、国益を維持して行けるのです。現に昨年は実体経済の「貿易黒字」を、「金利が稼いで来た、金融経済」が上まわったと聞きました。そしてその体制整備に、金融庁を中心に各監督官庁の行政指導、等が消費者保護、利用者保護の立場から強力に進められているのが現状です。年金、健保、介護保険等の改正、防衛省の昇格、憲法改正なども整備の一環です。
今後は、銀行、郵政、生損保等の金融商品の有効活用において明らかに勝ち組と負け組みができる事となるでしょう。
従って、当社の存在価値が今まで以上に増すように今後とも精進していきます。どうぞ、よろしくお願いいたします.
私の後は、医院経営で最も難しい、「人事労務」のプロである、林先生にリンケージしたいと思います。多くの医院指導の経験をお持ちの先生から経験に基づいたお話が聞けると思います。よろしくお願いいたします。
来月はワールド・マネジメント株式会社
社労士 林 邦雄先生にリンケージします。
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